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【開発事例】農業IoTの一環として、フィルム状蒸散センサーの簡易テストを行いました。


フィルム状蒸散センサーの測定条件

弊社、フィルム状湿度結露センサーを使用し、葉っぱの蒸散測定を行いました。測定条件は、以下の通りです。

 

<測定条件>

  • 測定対象:多肉植物
  • 測定環境:屋内(窓側)
  • 設置方法:葉っぱの裏へ、フィルム状蒸散センサーをテープで貼り付けます。荷重がかからないように、センサ測定器を台にのせています。
  • 測定の構成:フィルム状蒸散センサー+センサ測定器+USBコード(5m)+PC
  • データ取得:無料ソフトTera-Termにてログ保存
  • 測定間隔:1秒ごと
フィルム状蒸散センサーによる植物の蒸散測定の様子
フィルム状蒸散センサーによる植物の蒸散測定の様子
フィルム状蒸散センサーの葉への設置方法
フィルム状蒸散センサーの葉への設置方法

フィルム状蒸散センサーの評価

2日間、繰り返し測定を行いました。

日中は周波数が低く(水分が少ない=蒸散していない)、夜間は周波数が高くなる(水分が多い=蒸散が活発)という結果が得られました。

 

変化が起こる時間に差はありますが、周波数の値は再現性があることが確認されました。

 

■山形県寒河江市 日の出/日の入り

 日の出         5:53

 日の入り    16:55

測定月日 日照時間(h) 降水量の合計(mm)
10月21日 1.9 8.5
10月22日 6.8 1.5
フィルム状蒸散センサーの蒸散特性
フィルム状蒸散センサーの蒸散特性

フィルム状蒸散センサーの協業先を募集しております。

ご興味がございましたら、フィルム状蒸散センサーのサンプルを送付致しますので、お気軽にご連絡ください。