センサーやアンテナ等をフィルムに印刷することで、薄くて軽く、柔軟性のある「フィルムデバイス」を作成することができます。
弊社のフィルムセンサー・デバイスは、膜厚が薄く、「折っても導通する」という特徴があります。
長さ方向はシームレス印刷が可能なため、大きなフィルムセンサーも作成可能です。
このような特徴から、様々な用途で活躍することが期待されます。
「違和感がない」ウェアラブル心拍センサーで、病院等の患者様の不快感を軽減。
「大きな」車の座席でも全面ヒーターで温め、冬の運転を快適に。
「コンパクト」なタグで、物流時の商品のトレーサビリティーを向上。
湾曲した商品に湿度センサーを「貼り付ける」ことで正確に測定し、生産工場での品質を担保。
植物の葉っぱに蒸散センサーを直接「貼り付ける」ことで、植物の健康状態をモニタリング。
「変幻自在な」太陽電池で、移動も手軽に、設置場所の形状も問わないソーラー発電。
ペットシートサイズの「大きな」排尿センサーで、どこでも濡れ検知。ペットの体調管理に。
工作感覚の「折れる」電極で、簡単な回路学習を学校教育に。
足に「フィット」する圧力センサで、スポーツパフォーマンスの向上、怪我の防止に。
近い将来、薄型フィルムセンサー・アンテナは日常のあらゆる場面で活躍していくと私達は考えています。
一歩先の未来を現実のものにする研究を、私達は続けています。
TAIYOのプリンテッドエレクトロニクスなら、これらの不安を解決できます!
ご安心ください。TAIYOの印刷フィルムセンサーはちゃんと動きます。ここでは、実際に作成した3種類のフィルムセンサー・デバイスをご紹介します。
湿度センサー
櫛形電極上にセルロースナノファイバー(CNF)を印刷することで、湿度変化に応じて抵抗値が変化し、湿度を感知することができます。
温度センサー
温度によって、金属の抵抗値が変化することを利用しています。電極の配線を、細く、長くすると、温度の精度が高まります。
ヒーター
電極に電圧を流すと熱が発生し、ヒーターとして機能します。
折っても導通することを確認しております。 また、1mm四方の100マスカットによる密着テストにおいて、剥がれないことを確認しております。
電極膜厚は500nmと非常に薄いため、爪で折っても断線せず、抵抗値もほとんど変化しません。
例えば、湿度センサーを20mm四方から、A4サイズまで大きくしても、変化しません。大きくすることで低湿度を測定することができるようになります。
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