TAIYO独自の導電パターン高速転写技術HSP方式(High-speed printing)が、
スピードとコストパフォーマンスに優れた「薄型フィルムセンサー・電極」の量産製造ラインを実現しました。
高速印刷
50m/minの高速連続印刷が可能
少量~大量生産まで
試作から量産まで、フレキシブルに対応
低価格・低単価
20mm四方のセンサー
1個当たり10円の低単価を実現
速乾性インクを滑らかに供給する独自の印刷技術により、乾きの早いインクを使用した際に起こる印刷機の目詰まり問題を解決。
これにより、フィルムなど薄く柔軟性がある素材に銀インクで電極回路を印刷して作る「薄型フィルムセンサー」の高速・大量生産に加え、大幅な製造コスト削減を実現しました。
通常、フィルムセンサーの印刷は、カットされた1枚ずつの基材を使用するSheet印刷で行われますが、TAIYOの「HSP(High-speed printing)方式」は、ロール状の長い基材を使用するRoll to Roll印刷により、50m/minでの高速印刷が可能です。
また、インク使用量の少ないフレキソ方式と、速乾性水系銀インクを使用することで、大幅な乾燥時間短縮を実現。スピーディーなフィルムセンサー製造を可能にしました。
TAIYOの「HSP(High-speed printing)方式」は、量産性に非常に優れており、僅か20分で1000m分(20mm四方のセンサーなら30万個)もの薄型フィルムセンサー印刷が可能です。
また、お客様の用途に合わせた多品種生産が可能ということも特徴のひとつです。これは、フィルムセンサーの生産ラインのジョブチェンジが1時間以内と短く、数十~数千mの生産量のタクトタイムに差がないからです。複数形状のパターンでの、異種同時生産も可能です。
OEM生産・受託生産の場合、最小で幅100mm×長さ200m分よりサンプル試作を承っております。
※より少量の薄型センサー印刷には、弊社の小型シート印刷機をおすすめします。その他にも、50mm四方を50枚より、OEMでの製造も承っております。詳しくはOEMのページをご覧ください。
20mm四方の湿度センサの場合、製造コストを既存の約1/5に削減!(※当社調べ)
他にも、印刷設備の初期導入コスト、運用コスト、人件費、物流コストと、あらゆる面においてコストの抑制・削減が可能です。
●版交換のみで複数種類のフィルムセンサー、電極製造に対応。その上、安価な樹脂版を使用できるため、初期導入コストの抑制が可能。
●僅か約0.4秒/mの瞬間乾燥により、消費電力を削減。
●リジット基板製造やSheet搬送でのスクリーン印刷に比べ、工程・工数が少ないため、人件費の削減が可能。
●完成したフィルムセンサー、電極は、ロール形状にしてコンパクトに丸めて保管や移動が可能なため、従来品より梱包費・運送費共に抑制が可能。
また、基材がフィルムで、フレキソ方式の薄膜センサーのため、電極が割れてしまうことがなく、破損リスクも抑えることができます。
省エネ生産プロセス
速乾性銀インクの使用により、フィルムセンサー乾燥時間は約0.4秒と短い、省エネ乾燥
銀のリサイクル
不純物をほとんど含まない銀インクのため、フィルムセンサー製造時に発生するやれ紙やウエスも、銀としてリサイクル
省エネ物流
ロール状フィルムセンサーは嵩張らず、空気無しのコンパクト梱包が可能
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